成形 |
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スプリング自動成形機によって、材料をコイル状に加工します。この工程で日ごろ見かけるサスペンションのおおまかな形になります。しかしこのままでは材料が柔らかいために圧縮しますと非常に大きなヘタリを発生し、スプリングとしての機能を発揮いたしません。 |
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研磨 |
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ほとんどのサスペンションの場合は必要はないのですが、車種により、コイル状に加工したスプリングの両端(又は片面)を研磨機によって研磨します。 |
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熱処理 |
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コイル状に加工したスプリングを真っ赤になるまで加熱し、その後冷却用オイルのはいったプールの中に投入します。この工程により柔らかい材料が硬くなります。しかしこのままでは硬すぎて折れやすいため、もう一度低温で熱処理(低温焼鈍)を実施いたします。
ここまでの工程でやっとスプリングとしての適切な素材の硬さになります。 |
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ショットピーニング |
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小さな鉄の玉を高速でコイルスプリングの表面に衝突させる(ショットピーニング)ことで、バネの表面の硬さ(表面抗張力)を高め、同時に表面の小さな傷をとり除きなめらかにします。
この工程により耐久性が高くなるとともに折れにくくなります。 |
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セッチング処理 |
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セッチングマシンにより、密着まで圧縮し(セッチング処理)強制的に初期ヘタリを発生させます。この工程により、「BIG FOOT」を長期使用して頂いてもヘタリがほとんど発生致しません。 |
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試験 |
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適切なバネの硬度(硬さ)であるか、バネレート及び寸法は規定以内であるのかの試験を実施します。この工程で合格したものだけが表面塗装が施され製品として流通いたします。 |
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表面塗装 |
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黒色粉体塗装を実施いたします。
※粉体塗装は、高分子合成樹脂を主成分とした塗膜形成要素のみを粉末状にした粉体塗料を「溶融コーティング」することにより、従来の溶剤塗装の「塗る」よりさらに美しく、より強い塗膜を形成することを可能にし高い防錆効果を発揮いたします。 |
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製品完成 |
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